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粗大運動、微細運動について

こんにちは!児童発達支援 放課後等デイサービス ハッピーエンジェルです!

皆さんは「粗大運動」「微細運動」という言葉を聞いたことがありますか?

粗大運動とは、姿勢を保ったりバランス を取り身体全体を使い歩いたりジャンプ したりするような運動を示します。

わかりやすく伝えると日常生活において大切な運動です。

発達障害のお子さまは微細運動と同じように粗大運動が苦手な場合があります。

ハッピーエンジェルはサーキット トレーニングをプログラムに取り入れ、 一本橋リレーやトランポリン、ケンケンパなど楽しみながら身体の使い方を知り、身体に対するイメージがつくよう寄り添い支援させて頂きます。

プログラムの例として、長縄とびがあげられます。

 小学校で必ず行う長縄ですが、発達障害のお子さまは長縄に対してなかなか跳ぶことが出来なかったりと苦手意識を持つお子さまが多く見られます。

その理由の中には一度に多くのことを気にしなければ跳ぶことが出来ないという問題があるからです。

どういう事かと言うと、長縄には跳び方の手順があります。

1 声を揃える

2 前後の人との幅を揃える

3 まっすぐならぶ

4 一定のリズムで跳ぶ

5 真上に跳ぶ

6  列を整える

これらのことを確認しながら行動しなければいけないからので、発達障害の お子さまの中にはタイミングよく跳ぶ ことが出来ない方もいます。

ではどうしたら少しでもチャレンジ しようと思えるのか?

それは細分化して組み立てる方法が近道になると考えられます。

①その場でまずはジャンプする。

②ジャンプが出来たらその場で一定にジャンプする。

③一人用の縄跳びを片手持ちその場で跳ぶ。

④縄跳びを広げ両手縄跳びをする。

など場面にわけ、繰り返し行動することで感覚をつかみ跳んでみようと意欲にかわります。

 このように細分化をすることで安心して粗大運動である長縄に取り組むことが出来ます。

 

次に「微細運動」についてお話をします。

お子様の中には極端に細かい指先を使った動きが苦手とする子がいます。

日常ではおはしを使う、小さなものを掴む、ボタンを留めるなど様々な場面で指先を使います。

手や指を細かく精密な動作を必要とすることを「微細運動」といいますが、字や絵をかいたり、積み木やねんどやビーズ遊びも微細運動です。

細かい動きをすることは日常にあふれていますが、訓練することで苦手意識が増すお子さまもいますので、微細運動を伸ばしたいと考えているなら、遊びから微細運動をすることが良いです。

例えばこの写真のひもとおしでは 『ブレスレットやネックレスを作ってみよう♪』『お友達と交互にひも通しをしよう』『色々な色を見つけひも通ししよう』など遊びながら学ぶことで「できた」「またやりたい」という気持ちが芽生えます。

その気持ちが継続しながら自然と指先の運動をすることがお子さまの得意に変わります。

ブログを見ていただきありがとうございました!

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